国を選ぶか―――
愛を選ぶか―――
宿敵として出会ってしまった2人は『選択』の中で踊らされる。
「『俺を選んでくれ』と言えば、あなたは国を捨ててくれるだろうか?」
「一体何を言っている・・・っ!?」
「―――言い方を変えましょう。味方になるか、敵になるか。選んで下さい」
背を向けあう2人の選択は最果てに、喜劇と悲劇―――どちらを『選択』するのだろうか?
10月26日:8話を更新
アルテミス | 男になれればと願っている『神風』と呼ばれる少女。 ゴーシュ人であり、かなり気性の荒い性格。 女だと自覚する戸惑いを断固として否定しようとする。 |
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ウォルター | アルテミスと敵対する、ドロワット王に膝を折った男。 穏やかな性格で、どこか気が抜けたような変人。 アルテミスを気にしながら、ゴーシュ人の革命を決して許そうとしない。 |
ソロモン | ゴーシュ王族の生き残りとなった、ドロワット人と戦う若き君主。 ゴーシュ王国復興のために、力となってくれるアルテミスを誰よりも寵愛している。 本来は優しい気性だが、ドロワット人に関しては冷酷、且つ残酷。 |
シルヴィン | ウォルターの異母兄弟にして、ドロワット王権後継者第一位。 表ではいい顔をするが、実際本性を表せばどこまでも無邪気で、獣のような性質。 誰もがウォルターを嫌う中、彼だけは異母兄を尊敬し、力となっている。 |